JTA STORYジンベエジェット
誕生秘話

ひとりのスタッフの想い

ひとりのスタッフの想いから始まる

「沖縄美ら海水族館」でジンベエザメを家族で見ていたJTAの運航乗務員がふと周りに目をやると、自分たちと同じようにたくさんの家族がジンベエザメに見入っていました。

みんな笑顔で、ジンベエザメのゆっくりとした泳ぎにあわせて、目で追いかけたり写真を撮ったり。なかには、ジンベエザメと一緒に走っている子までいます。

そして彼は思いました。

「ジンベエザメが空を飛んでいたら、みんな空を見てワクワクするんじゃないかな。子供たちもきっと喜ぶだろう」

この想いから、ジンベエジェット誕生の物語は始まります。

困難な課題

困難な課題を乗り越えて

まず彼は「沖縄美ら海水族館」にアプローチしました。本業は運航乗務員であり企画や営業は管轄外の業務でしたが、臆することなく飛び込み、先方の担当者から好反応を得ることができました。

ここから、夢を形にするために営業部門の担当者がバトンを受け取ります。運航乗務員の想いに賛同したものの、デザイン、塗料、塗料技術など、どのようにしたら具体化できるかは未知の領域。実現のために発案者である運航乗務員とも本音で話しあい、あまりの現実とギャップに時にはケンカになりそうなこともありました。

しかし何度も大きな壁を乗り越えていくうちに、社内外からもさまざまなアイデアが集まり始め、プロジェクトは実現に向けて加速していきます。

そしてひとりのJTA運航乗務員の想いから始まったジンベエジェットプロジェクトは、2012年の12月ついに実現します。沖縄美ら海水族館のジンベエザメ「ジンタ」をイメージしたジンベエジェットの就航が開始しました。

実現させた想い・つがる想い

さらにつながる想い

ジンベエジェットの就航セレモニーと遊覧飛行には、沖縄美ら海水族館がある沖縄県本部町の小学校数校の生徒たちを招待して、初飛行となる本部町上空の遊覧飛行を楽しんでもらいました。

後日、セレモニーに参加した小学校の生徒たちから温かいメッセージが届き、感謝を伝えるために小学校を訪問することになりました。

その帰り道、通学路沿いに植えられた鮮やかなピンクが美しい本部町のカンヒザクラと出会ったことで、2号機のアイディアが浮かびます。

世界的に前例のない、飼育下での赤ちゃんジンベエザメ誕生を目指す水族館を応援していこうという思いと、日本一早く咲く桜として有名なやんばるのカンヒザクラを頭(機首)部分に飾り、ジンベエザメのデザインはそのままに、女の子をイメージしたサクラ色の可愛らしい塗装の「さくらジンベエ」を就航させることになりました。

さらに進化し続けるジンベエジェット

ここまで、「想い」でつながってきたジンベエジェットプロジェクト。このプロジェクトの始まりだった初代ジンベエジェットが退役を迎えるのに合わせて、2017年10月22日に3号機となる「新ジンベエジェット」が就航しました。

新ジンベエジェットは「乗ってからも楽しめる」というコンセプトで、あちこちにサプライズがちりばめられています。なかでも、機内Wi-Fiを使った世界初のVR(バーチャルリアリティ)体験サービスがあります。機内で配布されるVR専用メガネを装着すると、機内にいながら沖縄の海の世界を感じることができます。

こうして、これからもこの想いは未来に結ばれていきます。

私たちはJTAにしかできないことを実現し、もっと沖縄の空の旅を楽しんでもらうことを目指してこれからも挑戦し続けます。