JTA VOICEスタッフインタビュー
整備管理業務の
全体最適化を
実現したい
- 前山 裕輔Yusuke Maeyama
- 業務企画職(技術系)
- 学歴
- 電気電子工学科卒
- 入社
- 2006年入社
- 趣味
- 走ること
- 部署
- 整備管理部生産管理課整備システム担当
私がJTAを選んだ理由フルサービスキャリアであるJTA
これからの飛行機はデジタルの時代ともいわれ、大学でデジタル領域を学んでいたことが志望理由の一つです。またJTAは自社機材だけでなく、JALグループの飛行機の運航整備、機体整備(重整備)の両方を行うため、複数の飛行機に触ることができ、かつ多くの人と仕事ができる点に魅力を感じました。 さらに、JTAが飛ばしているBoeing737-400型機の、おにぎり型のエンジンと機体の流線形に魅力を感じたというのも本音です(笑)
ちなみに私は県外出身なので、沖縄の温かい風土の中で地域に根差した社会活動などを行っていることもポイントだったと感じています。

仕事への想い難しいからこそ喜びとやりがいがある
JALグループ(JTA・RAC・JAC・JALEC)で共同使用している整備管理システムの維持管理を行っています。機能についての要望などを各部門から吸い上げ、データを正しく管理できる体制を維持し、システムを使用した新しい業務プロセスを構築、利用できる状態にする仕事です。
システムと聞くとIT系出身と思われますが、実は入社5年間は整備士をしていました。その後2年間は部品を調達する管理業務を行い、現在に至っています。
仕事への想いやスキルは、整備士時代と今では変化しています。現在では自分でビジョンを考えて「こうやりたい」だから「それをみんなでやっていこう」という想いが強くあって、飛行機の整備を短時間で正確、かつ効率的に行うために、システムの機能をどう現場に落とし込むかを常に考えるようになりました。
そんな中、整備管理機能の強化、業務プロセスの最適化を目的に、世界で120社以上のエアライン業界が使用する世界標準のシステムを導入するプロジェクトに携わりました。
従来のシステムも業務プロセスも異なる3社が、同時期に同一のシステムに刷新するという課題も加わりました。各社からシステムに対する多くの要望があがってくる中、全体最適化を追求しつつ、システムベンダーおよび会社の枠を超えた調整を経て、プロジェクト開始から1年半後にシステム導入を完遂させることができました。
JTA以外の会社も共同利用するため同じ職種ではあるものの、顔の見えない状況で同じ意識を持ちプロジェクトを進めていくことは本当にチャレンジでした。考え方が違う人からコンセンサスを得るためには、皆にメリットを伝え、それぞれの考え方を尊重し、違う意見の人を納得させていく必要がありましたから。
共同使用するが故の悩みが出てくる中、各社を横断する厳しく長い調整の末に全員が納得できる結果へ導けた。その瞬間は大きな喜びとやりがいを感じました。
Workingschedule
1日のスケジュール
- 08:00
- 出社、メールチェック
- 08:30
- 朝礼、当日の業務確認
- 09:00
- 部署の戦略会議
- 10:30
- 外出(JALグループ会社とテレビ会議)
- 12:00
- ランチ
- 13:00
- データ収集・分析
- 15:00
- プロジェクトミーティング
- 16:00
- 企画書作成
- 17:00
- 日報作成
- 17:30
- 退社
私がこれから目指していくもの最先端技術を取り入れた整備管理
「整備管理システムを駆使して整備管理業務の全体最適化を実現する」ことです。そのために私が常に心掛けていることが3つあります。
「現状を理解する」
「長期的な視野で全体最適化を追求する」
「前例無き発想を思い描く」
現在の職種では、JALグループの各部署を巻き込み意思決定を行う機会が多くあります。そのため各社の想いを最大限取り込み、かつ全体が同じ方向に進むために、「現状を理解する」ことで各社、各部門の想いをくみ取り、「全体最適化の追求」と「それを実現するための発想力」を常に考えるようにしています。
今は目の前のことに必死に取り組んでいるところです。大きなことは言えませんが、まだまだ改善できる部分があると感じています。 システムの活用による効率的な業務の実現と、最先端技術を取り入れた整備管理業務の実現をしていきたいです。例えば、今後はモバイル端末を利用して整備士が飛行機の近くで整備情報を確認したりすることができるように検討中です。
そして、将来的には整備以外の知識も習得し、高い視座と広い視野をもって整備の世界では分からない分野まで挑戦していきたいと思っています。
MESSAGE
新しい未来の
仲間へのメッセージ
JTAの一番の強みは、働く仲間同士の絆が強いところです。
自分の思ったことを言いやすい環境がありますし、想いをずっと伝え続けると、周りがサポートしてくれます。どんな話でも受け入れてくれて、何事にも真剣に向き合う仲間が待っています。私が担当しているシステム部門では、多くの方と関わりますので、周りとのコミュニケーションは大切です。
英語は使いますが、入社してからでも大丈夫です。私は現場にいるときに勉強しました。
JTAにはあなたの可能性を引き出す多くの環境があります。大好きな飛行機を間近に、仲間と語り合い、夢や想いを実現しませんか?JTAはこのような風土の中で50年の歳月を重ねてきました。うちな~の翼であるからこそできる魅力的なことがたくさんあります。次の50年に向けて一緒に楽しみましょう。