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空と地域をつなぐ、次の挑戦へ
- 堀尾 裕子Yuko Horio
- 日本トランスオーシャン航空 代表取締役社長
- 略歴
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1992年 4月 日本航空(株)入社
2008年 12月 同社国際営業部企画グループマネジャー
2018年 4月 同社コーポレートブランド推進部部長
2019年 10月 同社ミッション・ディレクター
2023年 4月 同社執行役員 空港本部長
2026年 4月 日本トランスオーシャン航空(株)代表取締役社長
JTAがこれから目指していくもの安全は「作るもの」。沖縄の空をつなぎ続けるために
JTAが目指しているのは、単にお客さまを目的地へお運びする航空会社にとどまることではありません。私たちが常に胸に刻んでいるのは、「安全・安心」を土台に、沖縄の空のネットワークをこれからも持続可能な形で未来へつないでいくことです。
ここで言う「持続可能」とは、ただ路線を維持するという意味だけではありません。日々の努力によって築き上げる「安全の持続」。地域の課題に向き合い、沖縄の魅力をさらに高めていく「地域の持続」。そして、企業として自立し、成長し続ける「事業の持続」。この3つが互いに支え合い、よい循環を生み出し続けることが、私たちの目指す姿です。
私自身、現場を歩んできた一人として強く感じているのは、安全は「何も起きなかった」という結果だけで語れるものではないということです。社員一人ひとりが、毎日の仕事の中で丁寧に積み上げ、作り続けていくもの。それが安全です。その揺るぎない土台があるからこそ、JTAは離島を含む沖縄の地域インフラとしての役割を果たし続けることができるのだと思います。
そしてこれからのJTAは、「航空会社」という枠にとどまらず、沖縄の価値や魅力をより広く発信していきたいと考えています。路線がある地域だけでなく、世界中の人々に、どこにいても「沖縄っていいよね」「沖縄に行ってみたい」と感じていただけるような存在を目指していきます。もちろん、AIをはじめとする新しいテクノロジーも積極的に活用していきます。ただし、それは単なる効率化のためだけではありません。効率化によって生まれた時間や力を、人にしかできない温かなサービスや、新しい価値の創造に生かしていく。そうした「人ならではの価値」をさらに高めていくことが、これからのJTAにとって大切な挑戦だと考えています。
地域の皆さまとともに、沖縄の未来を切り拓いていく。JTAはこれからも、「沖縄の未来を、共に拓く翼」として歩み続けてまいります。
目指すチーム像最高のバトンタッチが生む化学反応を
私たちが理想とするのは、プロフェッショナルたちが「最高のバトン」をつなぎ、一人では成し得ない大きな変化を起こすチームです。JTAというチーム、そしてJALグループという大きなプラットフォームの中で、それぞれの専門性を掛け合わせることで、お客さまに「やっぱりJTAがいいね」と言っていただける最高のシーンを生み出したいと考えています。
そのためには、組織の中に潜む「言いづらい空気」や、自分たちで無意識に作ってしまっている「制限の殻」を打ち破る必要があります。似た者同士が阿吽の呼吸で通じ合う「以心伝心」の心地よさに甘んじるのではなく、多様な個性が喧々諤々意見を交わし 、摩擦を起こしながらも新しい価値を生み出す。そんな化学反応を大切にする風土を作っていきます。
そんなチームのキャプテンとしての私の役割は、メンバーのポテンシャルを信じ、背中を押すこと。一人ひとりが「もっといけるはずだ」と自らを信じ、失敗を恐れず熱意を持って挑戦できる。そんな強くてしなやかなチームを目指します。
求める人財像主語を"私"で語り、変化をアップデートと捉えられる人
私たちが大切にしたいのは、何よりもまず「空への純粋な想いと情熱」です。空を見上げて心が動く、インフラを支えることに誇りを感じる。そんな純粋な好奇心が、この仕事の確かな原動力になります。
そしてもう一つ欠かせないのが、物事を「私」という主語で語れる「Will(意志)」です。誰かが言ったから、ルールだから、そうした受動的な姿勢ではなく、「私はこうしたい」「これを実現したい」という自分なりの仮説を持ち、責任を持って答えを出そうとする人を求めています。正解がわからない変化の激しい環境だからこそ、恐れずに挑戦し、ダメなら「違ったね、じゃあこうしよう」と次に進める。そんな前向きなアップデートを楽しめる人財が必要です。多様なお客さまのニーズにパーソナライズされた「高品質なサービス」を提供するためには、マニュアルをなぞるだけではなく、その場その場で自ら考え動く力が不可欠なのです。
MESSAGE
大切な人に
胸を張って勧められる会社に
JTAでの仕事は、単に人を運ぶだけではありません。私たちのプラットフォームは、人と人をつなぎ、新しい出会いを生み出す「移動の自由」を支えるものです。コロナ禍を経験し、私たちは移動が制限されることの辛さを痛感しました。だからこそ、自分の好きな場所へ行き、会いたい人に会えるという喜びを、私たちは大切に守り続けていきたいのです。
私たちが目指すのは、JTAとの「関係・つながり」を通じて、人々の心がより豊かに、前向きに動き出すきっかけを作ることです。JTAと関わることで「明日もまた頑張ろう」「世の中も捨てたもんじゃないな」と、誰かの心がふっと軽くなる瞬間をつくっていく。それはお客さまとだけでなく、共に働く仲間に対しても同じです。私自身、34年前に何も知らずにこの業界へ飛び込みましたが、面白くて今日まで続けてきました。JTAを「自分の身近にいる大切な人にも、ぜひおいでよと勧められる会社」にしたい。一人ひとりの「やりたい」が形になり、物心両面で豊かになれる場所。そんなワクワクする未来を、地域の皆さまと手を取り合いながら、一緒に切り拓いていきましょう。