私は、航空機の電気や通信関係を担う電装整備課という部署で整備をしています。

飛行機の整備士といえば、空港でお客さまが搭乗する飛行機の安全性を確認し、パイロットへ引き継ぎを行い、手を振ってお見送りをしている人といったイメージがあるかもしれません。

しかし、そのほかにも、飛行機を格納庫に入れ、大勢の整備士によって安全性に影響がないか確認し、整備したり、新たなサービスを提供するための改修を行ったりしています。

私たちはこのような定期的な整備や、運用している航空機の不具合を解消するための整備をしています。空港で表立って仕事をすることは少なく、お客さまからは少し離れた部署です。しかし、安全な飛行のために電気や通信は欠かせないものであり、私は今の仕事に誇りを持っています。

整備作業は力を必要とする場面もあり、私だけではできないこともたくさんあります。だからこそ狭い場所での作業や細かい作業などでは、“この人に任せれば心配ない”と言ってもらえるような整備士になれるよう心がけています。