MENU

JTAの活動 JTA JOURNAL想いをつなげる

  • HOME
  • JTAの活動
  • JTA JOURNAL

第2回島酒フェスタ!

今年も4月13日(土)・14日(日)の2日間で島酒フェスタが開催されました。あいにくの曇り空で、時折小雨がパラパラしたりしてましたが会場の沖縄セルラースタジアム(那覇市)の周辺は、46酒造所ののぼりが色とりどりはためいていました。

 

 

10時30分開始で会場へ。昨年とは少し会場のレイアウトが違っていましたが各酒造所のブースが所狭しと並んで います。ステージで県知事や沖縄担当大臣、酒造組合の挨拶で第2回島酒フェスタが始まりました。

 

各酒造所のブースを挨拶がてら回ることにします。取材ですっかり顔なじみになっているため「お久しぶりです!」「今年は何か新しいものありますか?」などと聞きながら早速試飲がスタートします。

 

 

 

那覇の酒造所のブースでは熊本の「ひのひかり」で造った「日本泡盛」を試飲。すっきりした切れ味です。別のブースでは「島酒フェスタ記念ラベル」も並んでいました。更にミドルカットという技法を使って製造された泡盛も初登場!やんばる、宮古、八重山、与那国島、伊是名、久米島、波照間島からも参加しているので島ごと、蔵ごとにそれぞれ違う味が楽しめるというのが嬉しい。なんせ1500円のチケットで全種類の試飲ができるというのがこのフェスタの素晴らしいところです。

 

酒造組合会長の佐久本学さんにお話を伺いました。「泡盛の出荷がなかなか伸びない状況ですが色んな取り組みを通して県外、国外にPRして行きたい。まずは沖縄の人たちが泡盛にもっと関心を持ってもらいたい」との事でした。

 

フェスタの実働部隊の泡盛酒造組合青年部の大城洋介さんにもお話を伺いました。青年部はフェスタのオリジナルTシャツやトートバックも販売していました。全部の酒造所の名前が書かれたなかなか楽しいTシャツです。

 

 

大城さんは「新潟の酒の陣というイベントに行った時にこれは泡盛でもできるんじゃないか?」と仲間で話し合い島酒フェスタを開催することを決められました。県をはじめ、色んな関係機関に協力をしてもらい実現することができ、「今年は昨年の反省点を踏まえ更にパワーアップしたと思っています。これからも、もっともっと泡盛を多くの人に知ってもらい飲んでもらえるように頑張ります」とのことでした。

 

会場の一角に大型のモニターテレビが設置されていて「内閣府・琉球泡盛海外輸出プロジェクト」の取り組みの模様が紹介がされていました。内閣府沖縄総合事務局と久米仙、忠孝、瑞泉と共同で2年前から取り組んでいるプロジェクトで人口33万人のアイスランドでの取り組みです。アイスランドの首都レイキャビックにありますバーでの泡盛を使ったカクテルのコンテストの模様です。年間200万人の観光客が訪れるアイスランドで嗜まれるのは主にカクテルだそうです。3社で製造した泡盛「ryukyu1429」を提供してプロのバーテンダーのみなさんにカクテルを作ってもらうというイベントで優勝者は沖縄に招待されるそうです。今年2月に開催され入賞者は7月に沖縄に招待することになってるそうです。

 

 

現在、レイキャビックの多くのバーでは泡盛カクテルが飲めるようになってるそうです!来年以降は、ノルウェーやコペンハーゲンなどでも同じようなイベントを開催し「泡盛を世界に発信」する取り組みを続けて行くそうです。世界の色んな場所で沖縄の泡盛が日本酒やワインと同じように飲める日が来るのもそう遠くない未来かも知れません。

 

 泡盛を造るだけじゃなくそれぞれが外に向かって発信する力になる。若い3代目、4代目の社長が増えていくとこれまでと違った視点、発想で新しい泡盛の世界が創造できるのではないでしょうか。世界に類をみない沖縄の泡盛。私たち一人が泡盛の魅力を発信できるウチナーンチュになりましょう!

 

みなさまお疲れ様でした。各酒造所のみなさまありがとうございました。また来年第3回でお会いしましょう!

ON/OFF

ページトップ