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エアラインとしての責任。JTAのCO2排出削減の取り組み

航空会社である私たちJTAにとって、使用燃料を削減することでCO2(二酸化炭素)の排出量を抑制することは、持続可能な社会実現に向けた大きな課題です。 

 

JTAで、2019年までにすべての機材をボーイング737-800型へ更新し、使用燃料の大幅な効率化を実現しました。また、JALグループでは、化石燃料に代わる代替燃料を使用することやカーボンオフセットの導入により、2050年までにCO2排出を実質ゼロにすることを目指しています。 

 

そのほかにも、CO2削減につながる燃料の使用量を減らすことを目指したさまざまな取り組みが行われています。実際に飛行機を飛ばしている運航部門の担当者に聞いてみました。 

 

飛行する時の工夫 

 

――運航部門で実施している取り組みについて教えてください。

 

飛行機は空気中を飛行しますので、「いかに空気抵抗を減らすか」ということは効率の良い飛行=使用燃料の削減、に直結します。そのため、次のような取り組みを行い、エンジンの出力=燃料の使用量を抑えるようにしており、これがCO2排出量の削減に繋がっています。

 

できるだけ早く上昇し、巡航高度に到達する 

②降下する際は一定の割合で降下するようにし、できるだけ水平飛行の区間を少なくする 

③フラップ(補助翼)や車輪など、空気抵抗を増加させる装置を下ろすタイミングは、なるべく遅らせる 

④着陸滑走中の逆噴射を抑制する 

日々の運航の中で、パイロットは安全運航と定時運航に気を配りつつ、同時にこれらの工夫も意識しながらフライトしています。 

 

新たな運航方式の導入 

――パイロットの工夫だけでなく、新たな飛行ルートによってCO2排出量の削減につながっている例もあるそうですね。 

 

当社をはじめ、旅客機は通常「計器着陸方式」により滑走路に着陸します。これまでは地上に設置された航法援助施設(無線施設)による誘導を受けるため、地形の制約により直線的な経路を飛行する必要がありました。しかし、近年ではGPSと航空機上の航法コンピューターを利用した新たな運航方式が設定されるようになり、地形等の制約を受けずに曲線的=より効率的な経路を飛ぶことができるようになりました。JTAでは宮古・石垣の両空港に着陸するときに、実施可能です。 

この新たな運航方式は航空機の装備要件、運航方式の設定、事前のパイロットの訓練といった要件をクリアしたうえで当局の承認を取得する必要がありますが、当社はCO2排出削減や運航の効率化のみならず、より安全な運航を追求する観点から、新たな運航方式の導入を進めようと考えています。 

 

着陸後の取り組み=EOT(Engine Out Taxi) 

――飛行中だけでなく、航空機が地上にあるときにも、できる工夫があるんですか? 

 

着陸後駐機場へ向かって地上走行(「taxi」と言います)をしているとき、エンジンの音が小さくなる様子にお気づきの方もいらっしゃるのではないでしょうかこれは機体に装備された2つのエンジンのうち1つを停止させたときのものです。当社が使用するボーイング737-800型機は、2基あるエンジンのうち1基だけでも十分地上走行することが可能で、着陸後比較的長く地上走行する場合、安全に支障がなければ1基を停止することがあります。エンジンを停止するのは駐機場までの5分程度ですが、年間の総量にすれば、例えば那覇-石垣間を何往復もできるほどの節約に繋がります。 

 

CO2削減の取り組みから、人にやさしい、地域に優しい航空会社へ 

――さまざまな取り組みによって、CO2排出量削減への努力がなされているんですね。 

 

 一つ一つの取り組みは、決して大きくないかもしれませんが、積み重ねることによって、大きなCO2排出量削減につながっています。これからも、飛行機がお客さまを乗せて飛び続けていけるように、日々の工夫を積み重ねていきたいと思います。 

 

――ありがとうございました。 

今回は運航部門について取り上げました。JTA・JALグループでは運航部門以外でも、客室の日除けを下げて機内温度の上昇を防ぐShade Closeや、地上器材のアイドリングストップの実施など、CO2排出削減のためのさまざまな取り組みを行っています。

>CO2排出量削減に向けた具体的な取り組み(JALサステナビリティ)

> JTA 結∞ACTIONページへ

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