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ミラクルくん親子展 宮古島で初開催!

2021年に移転したばかりの宮古島市役所。

ここで、11月7日から9日にかけて、ある展覧会が開催されました。

展覧会の主役はこのお二人。

左・城間英樹さん、右・城間ゴンタさんの親子です。

城間ゴンタさんは「ミラクルくん」の名前でさまざまな作品を発表し、著名人や有名ブランドとのコラボも実現させている、いま注目のイラストレーターです。年齢はなんと13歳!(記事公開現在)

 

もともと、絵を描くのが好きだったミラクルくん。ある日、ミラクルくんが描いた絵を英樹さんがSNSにアップしてみたところ大評判に! 以来、発表する絵が反響を呼び続け、有名ブランドとのコラボや県内外各地で展覧会開催など、今や大活躍のアーティストとなりました。

 

父の英樹さんもイラストレーターで、グラフィックデザインの作品を数多く発表しています。今回は、ミラクルくんのおばあちゃんの故郷である宮古島で初の展覧会開催となりました。

右側に英樹さん、左側にミラクルくんの作品が展示されています。

力強いタッチと鮮やかな色遣いが強烈な印象を残すミラクルくんの作品は、線はマジックペンで一発勝負。それをコンピューターで着色して仕上げています。

お父さんの英樹さんの作品とは対照的です。ちなみに、英樹さんはミラクルくんに「絵の指導などは一切していない」とのこと。

酒造会社とのコラボレーションで干支の動物の絵を12年かけて描いていくプロジェクトは、間もなく2023年の干支「ウサギ」バージョンが登場します。

同じ時期に宮古島で行われた行われた一大イベント「クイチャーフェスティバル」のメインビジュアルも担当。クイチャーの躍動感を生き生きと表現しています。

今年10月から11月にかけて行われた美ら島おきなわ文化祭2022でもメインビジュアルを担当。さまざまな「沖縄らしさ」を描き出しました。

(写真提供:城間英樹さん)

ミラクルくんの新作イラストと、フェルトアーティスト prankishさん とのコラボ作品(左4つ)はミラクルくん初の立体作品となりました。


ミラクルくんにインタビュー

―いろんな人に作品を見てもらうことをどう思いますか。

ミラクルくん:単純にうれしいです。見た人に笑顔になってほしいです。絵にもいろいろな個性があって、人それぞれの絵に対する気持ちが伝わってくれればと思っています。興味がある人にはもちろん、興味がない人にも、できれば伝わってほしいです。

 

―これまでにどんな絵を描いてきましたか?

ミラクルくん:花をいろいろ描いたり、動物をいろいろ描く動物シリーズや、スポーツをいろいろ描くシリーズなどをやってきました。鳥や昆虫は苦手なので、ちょっと描けないかもしれません(笑)

―絵を描く活動をしていて、よかったと思うことは何ですか?

ミラクルくん:展覧会を開催してくれて、いろんなところに行くことができるのがうれしいです。これまでに東京や福岡に行きましたし、今回は宮古島に来られました。都会が大好きなので、これからもいろんなところに行くことができればいいなと思っています!

 

―絵を描く以外の生活、例えば学校生活はどうですか?

ミラクルくん:学校生活では給食が大好きです!(笑) いつも給食のことばかり考えています。

家では、絵を描く以外にはゲームが大好きで、フォートナイトや、最近手に入れた3DSの妖怪ウォッチをやりこんでいます。

 

―ありがとうございました。


JTAでは、今回のミラクルくん親子展の開催に当たって、作品の輸送などの協力をさせていただきました。JTAでは、あおぞら図画コンクールや美ら海図画コンクールといった図画コンクールや航空教室、折り紙ヒコーキ教室などを通じて、子どもたちが未来に向けて大きく羽ばたいていけるような取り組みを進めています。

 

ミラクルくんの今後さらなる飛躍に期待です。

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