~企業のLGBTに関する取り組みの評価指標~「PRIDE指標」で3年連続最上位ゴールド受賞 当事者コミュニティ部門ベストプラクティス賞受賞
2018年10月11日
第18039号
日本トランスオーシャン航空株式会社(JTA、本社 那覇市、社長 丸川 潔)は、任意団体 work with Prideが策定する企業・団体などにおけるLGBTなどのセクシャルマイノリティに関する取り組みの評価指標「PRIDE指標」において、3年連続で最上位の「ゴールド」として表彰されました。
さらに、全企業の取り組み内容の中から、指標運営委員会が部門別に特に優れていると判断した事項に対して贈られる「ベストプラクティス賞」において、当社の「沖縄地区でアライ(ALLY・支援者)企業を増やす取り組み」が、「Representation:当事者コミュニティ部門」のベストプラクティス賞に選出されました。
JTAは、異なる経験や価値観を持つ多様な人財の活躍を推進し、常に変化し多様化していくお客様ニーズにお応えするとともに、沖縄へ訪れるすべてのお客様がご滞在中安心して過ごされ、自分らしく輝けるよう、県内ALLY企業を増やす取り組みを継続してまいります。
■PRIDE指標とは
PRIDE指標とは、セクシャルマイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体 work with Prideが策定した、日本で初めての企業・団体などにおけるLGBTなどのセクシャルマイノリティに関する取り組みの評価指標です。
「行動宣言」「当事者コミュニティ」「啓発活動」「人事制度/プログラム」「社会貢献/渉外活動」の5つの指標で採点され、「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の3段階で評価されます。
■PRIDE指標について
http://www.workwithpride.jp/pride.html
■ベストプラクティスとは
企業・団体などにおける取組み内容の中から、指標運営委員会が特に優れていると判断した事項に対し表彰するもので、今回は各5部門から2社・団体ずつ、合計10社・団体がベストプラクティス賞を受賞。
アライ企業を増やす取り組みで ゴールドを受賞された沖縄企業の皆さん
【受賞にあたり評価された当社の取り組み(抜粋)】
■社員啓蒙(Policy:行動宣言)
・「多様な人財の活躍促進」に向けて、全社員向けにLGBTを含むダイバーシティの
重要性を啓蒙。
■CSR(Policy:行動宣言)
・当社ホームページにて、LGBTを含むダイバーシティに関するトップメッセージ
を表明。
■社内の体制づくり(Representation:当事者コミュニティ)
・LGBTに関する社内相談窓口を設置し、社内イントラネットにて公開。「セクハ
ラ・虹色ホットライン」として、社内周知済み。
・2018年重点施策として県内企業へLGBT・ALLYを募り、連携して勉強会や研修等
を実施。
■管理職教育(Inspiration:啓発活動)
・2018年6月8日、4社(沖縄セルラー/琉球新報/沖縄タイムス/沖縄地区JALグルー
プ)合同役員・管理職向けLGBTセミナーを実施(195名参加)。
■全社員教育(Inspiration:啓発活動)
・2018年8月3日、4社合同一般社員向けLGBT当事者のセミナーを実施(182名参
加)。LGBT ALLYステッカーを新たに制作し各社参加社員に配布。
■4社担当者勉強会(Inspiration:啓発活動)
・2018年5月15日、8月28日4社合同担当者間での勉強会を実施。
■社内規定の見直し(DEVELOPMENT:人事制度、プログラム)
・社内規定の一部見直しを行い、福利厚生(休暇・休職・慶弔金・転任・社宅)に関
して対象者を現行の「配偶者」「家族」「子」に追加して「パートナー」を定義し
た。
■イベント協賛(Engagement/Empowerment:社会貢献・渉外活動)
・2013年に国内で初めて沖縄で開催されたLGBTイベントの「ピンクドット沖縄」
に対し、2014年より参加。2016年に国内航空会社として初めて、JAL・JTAで特
別協賛し、2017年、2018年も協賛を継続。
・2018年5月12日、宮古島開催LGBT当事者(下里豪志)チャリティピアノリサイタ
ルへの協賛。
・県内向け学校へのLGBT・性の多様性講演を行うレインボーハートプロジェクト
okinawaへの協賛。その他ゲイ向けイベント(ビーチパーティーなど)への協
賛。
以上