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第34回 瑞穂酒造(沖縄本島 那覇市)

当記事は2018年2月28日にサイトクローズした「美ら島物語」で公開していた記事です。

 

 

 

古酒は沖縄の宝ものをモットーに


 

 

 

 

首里の末吉公園近くにある瑞穂酒造所は1848年,首里三箇のひとつ鳥堀で玉那覇山戸によって開業した県内で2番目に古い酒造所です。

現在の場所には1969年に移転しました。

現在社長は7代目の玉那覇美佐子さんです。

琉球王国時代「尚泰王」の時代ですから琉球、沖縄の歴史と共に歩んできた酒造所で、2017年現在で169周年です。

 

 

 

 

酒造所入り口に入ると蔵の屋根に大きな対の龍がまるで天から降りて来たような迫力で来訪者を迎えてくれます。

「天龍蔵」です。

4代目、玉那覇有義が「天から降りてきた龍が美味しい泡盛を飲み酔いしれて点に帰る」という夢を何度も見たことから命名されたそうです。

泡盛の美味しさにすっかり取りつかれてしまった龍の姿は「美味しい古酒を造れという使命」だったのでしょう。

「古酒は沖縄の宝」をモットーに現在35名のスタッフが酒造りに励んでいます。

 

 

 

 

古酒甕がびっしり並ぶ事務所で営業企画課長の玉那覇三喜さんにお話を伺いました。

瑞穂酒造のロゴマークは赤2本青1本の緩やかな曲線の3本です。

一本目の赤は羽ばたいていく鳥を2本目の赤は情熱的な炎を、そして青は命の水を表しています。

老舗の伝統だけにとらわれず色々なことにチャレンジを続ける瑞穂酒造らしいロゴマークです。

 

 

 

 

古酒へのこだわりはもちろんですが、瑞穂酒造のチャレンジのひとつに「沖縄の島々、地域の特産品を活用して」の商品造りがあります。

4年前は伊平屋島の島米を使って「楽風舞」という泡盛を製造しました。伊江島のユリ酵母での泡盛製造にも成功しています。

桜酵母を使った泡盛は本部の山側酒造との共同開発だそうです。

島々にある「花」酵母で泡盛を造れば地域の活性化にも繋がるしと意欲的です。

沖縄紅茶で有名な山城紅茶を使ったリキュール「琉球ティーアワー」も人気です。

花酵母の分離には東京農大の中田久保教授の指導がありました。というのも教授の教え子が二人もいるからです。

理論と技術をもった社員がいることの強みです。

泡盛の造り酒屋の古いイメージはすっかりなくなく酒造所が新しい時代に転換している感じがします。

 

 

 

若い人や女性にも愛される泡盛を!


 

 

 

 

近年は若者の酒離れがすすんでいると言われます。

泡盛ばかりではありませんが、特に泡盛は「おじいの酒とか古臭いしとかダサイとか」あまり好評価ではないのが実情のようです。

泡盛は糖質ゼロ、低カロリー、プリン体ゼロ、という優れものなのです。更に「血栓予防」という成分があることもわかりました。

こんなにいい泡盛をどうすれば若者、女性に伝えられるか・・昨年から玉那覇さんを中心に企画されたのが「瑞穂月見会」だそうです。

ギターの演奏やフラメンコなどのステージもあり、地元のレストランとの打ち合わせで作った、美味しいお料理でのおもてなしは好評で、今年も盛況だったそうです。

 

 

 

 

140周年を機に始まった5年に一度の「天龍祭り」は来年の170周年で開催する予定です。

1998年には台湾にも会社を設立し1984年からは海外への出荷も始めました。今年はスペインでレストランでのPRイベントも開きました。

これからも海外への出荷も積極的に展開していきます。

 

 

 

 

泡盛、リキュール含め「これからも先代の苦労に報いられるように商品開発含め多くの人に美味しいと言って飲んでいただける商品造りをして行きたい」と話す元気な三喜さんです。

泡盛酒造所の営業企画課長といえば男性が多いのですが、女性らしい優しい心配りとアイデアが益々生かされる酒造所であってほしいと思います。

ちなみに、現在「一人が毎日2合飲んだとして4870年分」の泡盛が貯蔵されているそうです。

三喜さん、お忙しい中、長い時間、たくさんの楽しいお話ありがとうございました!女性に喜ばれる商品開発期待してます!

*見学もできますのでぜひ気軽にお訪ねください。

 

 

 

瑞穂酒造 株式会社


 

〒903-0801 沖縄県那覇市首里末吉町4丁目5番地の16

TEL:098-885-0121

URL  http://www.mizuhoshuzo.co.jp/

 

 

(2017.12.28掲載)

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