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第40回・やんばる泡盛同好会の集いに行ってきました!

11月21日、名護市民会館中庭。午後6時開始に合わせて参加者も続々。前日まで心配されていた雨マークも消えて晴天になりました。主催は「やんばる泡盛同好会」で北部の9つの酒造所(山川・崎山・龍泉・金武・やんばる・今帰仁・津嘉山・恩納・ヘリオス)と伊是名・伊平屋酒造所が協力して、今年40回目の歴史ある集いです。会を重ねるごとに参加する愛好家が増えてそれまで屋内での開催から会場が狭くなって3年前から野外での開催になったそうです。庭にはすでにそれぞれの酒造所がブースを設けていてのぼりが風にはためいています。

 

 写真:やんばる酒造(株)の池原文子さん(左)

 

参加者は受け付けでチケットを出しやんばる泡盛同好会がこの日のために提供している祭りラベルの2合瓶とカップを貰って会場へ。この日用意されたのは800本!庭に設けられているテーブルはどんどん人で埋まって行きます。やんばるだけでなく沖縄本島全域から参加してます!

 

 

6時!会場の特設ステージでやんばる泡盛同好会会長の渡久地等さんの開会あいさつではじまりました!ブースもにぎやかです。どの酒造所のブースでも飲み放題なので参加者は普段なかなか飲まない酒造所の泡盛も十分楽しめるのでコップ片手に行ったり来たりです!

 

 

 

これまで取材でお世話になっているので各酒造所にご挨拶。久しぶりの再会なのであの話、この話で盛り上がります。酒造所のみなさんも楽しそうです!感想を聞くと「やっぱりやんばるの仲間ですからすごく一体感があって楽しい!」という答えが返ってきます。地域愛があふれています。ステージでは泡盛の抽選会あり、コンサートありで段々ヒートアップ!泡盛のテーマソング「みんなであわもろう」では各酒造所のみなさんが自社の一升瓶のボトルをもって全員でダンスパフォーマンス!そしていよいよ「きいやま商店」登場です。空には満月!会場は熱気であふれてます。こんなに多くの若者たち何処にいたの?というくらい溢れています。すごい人気です。

今年はいろんなイベントも重なっているとかで昨年より若干少な目とのこと。それでも500名の参加はあったと思います。

 

 

 

 

会場で参加した方にお話を伺いました。うるま市から参加した泡盛コレクターの宮里さん。50年も前から泡盛を蒐集していて自宅には一升瓶ですでに3千本余とか!その他に甕も!!仕次ぎもして古酒造りもしっかりやってるとのこと。泡盛を蒐集するきっかけは瓶のラベルのデザインだったそうです。よく見るとそれぞれの酒造所のラベルがみんな違っていてすごいなあ!!と思って集めだしたとのこと。50年、すごいです!

 

 

 写真:(有)山川酒造の山川宗克会長(左)

 

 

宜野座から参加の古堅さんご夫婦は3年前から泡盛に興味を持つようになり、集めだしたとのことですが、「実は飲めないんです!」エーッですが隣にいた奥様が「大丈夫です。私が飲みますから!」。ご夫婦で休みの日に酒造所巡りをしているそうで、「先週宮古行ってきましたよ!」とのこと。夫婦で共通の趣味いいですね。まだ浅いですがこれまで集めた泡盛は300本くらいかなあ!!全部の酒造所を巡るのが目標だそうです!東京の泡盛同好会のメンバーも来てるよ!ということでしたが見つけることができず残念でした。

 

 

写真:古堅学さんご夫妻(左)

 

 

近年泡盛の出荷量は下がっていますが酒造所の若い経営者のみなさんが元気なのが希望です!泡盛の魅力をもっともっと多くの人たちに伝えるためにも泡盛祭りはいいイベントです。まずは沖縄の私たちが泡盛再発見しましょう!会社内で泡盛同好会作るのも一つの方法です。造る人も飲む人も同じ場所で同じ時間を楽しめるというのは素敵です。出会ったみなさまありがとうございました!!また泡盛同好会でお会いしましょう!

 

写真:崎山酒造廠の崎山淳子専務(右)

 

 

▼過去の記事はこちらから:「泡盛天使の酒造所めぐり」

ライター しもじけいこ

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